社会福祉法人緑樹会創立四十年を迎えるにあたり、ごあいさつ申し上げます。
緑樹会は昭和五十四年に「地域社会に開かれた社会福祉」「福祉風土づくり」を経営理念とし、老人福祉ひいては社会福祉の向上を目的に創立され、今日まで地域福祉の向上に邁進致してまいりました。
さて、今年度緑樹会は創立四十年となりますが、創立十年目の平成元年には地域貢献を担う福祉施設として、軽費老人ホーム緑樹苑、特別養護老人ホーム緑樹苑、デイサービスセンター、訪問介護、居宅支援センター、給食サービス事業を統合し、名称を「沖縄長寿センター緑樹苑」に改め、地域交流の拠点を目指しました。さらに十年後の平成12年の創立二十周年におきましては措置制度から介護の選択ができる介護保険へと制度が変化するなか、利用者様や地域の方々の相談、安定した介護支援を実施する事で更なる地域貢献に邁進いたしました。
そして、平成18年には、要支援、要介護者の方が入居できる「ケアハウスはいびすかす」を開設いたしました。さらに平成22年には「みどり学童クラブ」、また平成26年の創立三十五周年に際しては、軽費老人ホーム緑樹苑を閉鎖し、新たに「ケアハウスてぃんさぐぬ花」を沖縄市比屋根へ設立いたしました。それから平成29年には沖縄市地域包括センター西部北を開設することができました。
このように社会福祉法人緑樹会がこれまで発展し、創立四十周年を迎えることができましたのも、ひとえに地域の皆様や行政のご支援、ご協力の賜でございます。改めて、衷心より感謝申し上げます。今後もこれまで以上のご支援ご協力を賜りますようお願い申し上げます。